漫画買取では宅配買取や店頭買取で身分証明書が必要とされます。
しかし、どんな身分証明書が使えるのか、そもそもなぜ必要なのかよく知らない方もいるでしょう。
ここでは、使える身分証明書を一覧にして、必要な理由や2回目以降は不要かどうかについて解説します。
- 漫画買取で使える身分証明書の種類
- 漫画買取に身分証明書が必要な理由
- 2回目以降も身分証明書が必要な業者・不要な業者
当コンテンツについて
※当コンテンツは運営者が定めるプライバシーポリシー及び広告掲載ポリシーに基づき作成されています。
※査定時間は繁忙期や申込状況によって遅れが生じる可能性がございます。
※当コンテンツはアフィリエイトプログラムによる商品紹介が含まれています。当コンテンツを経由してサービスを利用した場合、サービスを提供している企業様から報酬が支払われることがあります。
※当コンテンツはファーストパーティクッキーを使用しており、GoogleアナリティクスやMicrosoft Clarityを利用者の利便性の向上やサイトパフォーマンスの改善を目的として活用しています。
※本記事に誤りやご意見がございましたら、こちらの問い合わせフォームよりご連絡ください。内容を確認し、必要に応じて内容を訂正させていただきます。
漫画買取ドットコム編集者・管理人
漫画買取サービス専門の当メディアを1年以上運営する中で、全国にある47種類以上のサービスを比較して、漫画の買取サービスについて100記事以上執筆してきた管理人が経験してきたことや客観的な事実を基に漫画買取サービスの情報をまとめています。買取サービス利用者計1,030名に実施したアンケートは運営者情報からご確認ください。
当コンテンツは漫画買取ドットコム編集部が当メディアを1年以上運営することで得られた知見や、インターネットリサーチ・口コミ調査から得られた情報を参考に作成されています。
漫画買取で使える身分証明書はどれ?
最初に、漫画買取で使える身分証明書を一覧にまとめます。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- パスポート
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 学生証
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国人登録証明書
- 年金手帳
- 国民年金手帳
- 身体障害者手帳
- その他、各種免許証(小型船舶操縦免許証など)
これらの書類は、多くの買取業者で共通して利用することができる身分証明書です。
ただし、学生証やマイナンバーカード(個人番号カード)は、使える身分証明書に入っていない業者もあるので確認しましょう。
また、免許証や保険証以外を使う場合は、個別に確認する必要があります。
漫画買取で身分証明書が必要な理由とは?
漫画の買取時は業者が買取依頼者に身分証明書を提示することを求めることが必須となっています。
漫画買取で身分証明書が必要な理由は、古物営業法に事業者の確認義務として明記されているためです。
古物営業法とは古本などの使用済み物品を買取・販売するときに、適用される法律を指します。
盗まれたものを発見したり、犯罪を予防したりする目的で施行されているのです。
古物営業法の第十五条には「確認等及び申告」があり、そこで身分証に関する記載があります。
「第十五条 古物商は、古物を買い受け、若しくは交換し、又は売却若しくは交換の委託を受けようとするときは、相手方の真偽を確認するため、次の各号のいずれかに掲げる措置をとらなければならない。
一 相手方の住所、氏名、職業及び年齢を確認すること。
二 相手方からその住所、氏名、職業及び年齢が記載された文書(その者の署名のあるものに限る。)の交付を受けること。」[一部抜粋]
出典元:e-GOV法令検索
上の「記載された文書」とは身分証明書のことです。
つまり、買取業者は上記に記載されている4項目「住所」「氏名」「職業」「年齢」を身分証明書から確認する必要があります。
ただし、2018年以前は、1万円未満の場合に必ずしも買取で身分証明書が必要ではありませんでした。
2023年時点では、法改正により金額に関係なく「書籍」買取の場合に身分証明書の提示が必要となっています。
書籍に分類される漫画もその例外ではなく、買取時に上記4点を身分証明書と照し合わせて確認しているのです。
漫画買取で身分証明書を提出する際の注意点
漫画買取で業者に身分証明書を提出するときに気を付けたいことが以下の4点です。
- 宅配買取を利用する際にはコピーを提出する
- 裏面に記載がある場合は裏面も提出
- 身分証明書の全体をキレイに写す
- 現住所を同じ住所が記載されているか確認する
宅配買取を利用する際にはコピーを提出する
宅配買取を利用する際は、身分証明書をそのまま原本で提出するのではなく、コピーした紙の方を提出します。
宅配買取業者によっては、紙のコピーではなく、スマホなどでの撮影によるデジタルコピーというケースもあります。
いずれも原本の写しという意味で、身分証提出の代わりになるのです。
しかし、誤ってコピーではなく原本を送ってしまった場合、「宅配時に紛失された」「戻ってこない」といったトラブルが生じることがあります。
特に、健康保険証や運転免許証は、大事な身分証であると同時に車の運転時や通院時に必要となる確認書類です。
間違って送ったために車が運転できないのでは現実的に困るため、気をつけましょう。
裏面に記載がある場合は裏面も提出
漫画買取で身分証明書を提出する際に注意したいのが、裏面も忘れずにコピーやスマホ撮影をして提出することです。
身分証明書には表面だけで身分証明証として成立するものも多いため、裏面を忘れて表面だけを提出することがあります。
しかし、住所変更のあった運転免許証や一部の健康保険証では、裏面に住所が記載されています。
表と裏の両方が揃って初めて身分証明書として使えるのです。
古物営業法では住所が確認の必要な項目とされていて、身分証明書に住所が記載されていない場合は確認書類として使えません。
そのため、裏面に記載がある場合は裏面も提出することを忘れないようにしましょう。
身分証明書の全体をキレイに写す
宅配買取の身分証明証写しを作成する場合は、写真部分や文章など全体をキレイに写すことにも気をつけましょう。
身分証明書は原本に問題がなくても、写しに問題があると再提出を求められるケースがあります。
例えば、コピーや撮影時に、手ブレや印刷時のズレで写しにだけ歪みの跡や白い線、反射光などが入って、文章や写真が最後まで視認できないなどです。
個人情報記載の文章が見にくい状態でそのまま身分証明証として送付してしまうと、買取業者が読み取りできず買取が成立しない恐れがあります。
撮影して送った場合は、再度撮影して送付する手間が発生します。
身分証明書の写しを作る際は出来上がった写しを自身で一度目視確認して、読めない部分がないかなどをチェックしましょう。
現住所を同じ住所が記載されているか確認する
漫画買取の際に注意したいことは、現住所と身分証明書に記載されている住所が同じかどうかです。
なぜなら、申し込みで入力した現住所と身分証確認を業者が照合して、住所が一致していることを確認するためです。
このとき、住所が一致しなければ買取はできません。
身分証確認は手順や手段が業者ごとに少し違ったとしても、最終的には同じ部分でひっかかるため、事前の確認が必要です。
そして、記載住所が現住所と一致しなければ漫画の宅配買取は基本的にできません。
漫画買取を利用する流れ
漫画買取を利用するには、業者が定める手順で手続きや身分証提示などをします。
漫画買取の手順を買取パターン「宅配買取」「店頭買取」「出張買取」に分けて、流れをご紹介します。
- 宅配買取のできる業者のサービスホームページにアクセスして、申し込みをする
- 必要書類やダンボールや配送キットの到着を待つ(この部分が不要な場合は次のステップへ)
- 身分証の写しを用意して、箱(キット)に漫画と一緒に詰める
- 宅配業者に荷物を預ける(住所確認がこの時点で必要なケースもある)
- 査定額がメールやオンライン上で届く
- 同意したら口座に入金手続きが開始される
- 買取金額を確認できたら完了
宅配買取ではダンボールが無料の漫画買取サービスを選ぶと、不要な手数料が発生しにくいです。
- 買取に必要な身分証明書と売る本を持参して、業者のある店舗に足を運ぶ
- 店頭で買い取りに来たことを伝えて、売る漫画を手渡す
- 店内で査定が終わるのを待つ(キャッシュレス受け取りの場合そのまま帰宅可)
- 査定金額を確認して、問題なければ署名と身分証明書の確認をする
- 現金とレシートを受け取って完了
- 出張買取のある業者に電話するかホームページから申し込む
- 自宅に業者が来たら玄関先で売る漫画を提示する
- その場で査定して金額が提示される
- 金額に同意したら身分証明証の確認と署名をする
- その場で現金を受け取るか、後で口座振込する形で支払いを待つ
- すべての手続きが終わり、業者が帰ったら完了
漫画買取では買取してもらう品物によっては、値段がつかないことがあります。
そのため、サービスを利用しようと検討している方は、事前に漫画買取で値段がつかない理由を把握しておきましょう。
漫画買取は2回目以降も身分証明書が必要?
漫画買取では、初回に身分証明書の提示が必要です。
しかし、気になるのは2回目も必要なのかという点で、「同じところで買取するのだから不要なのでは?」と考える人もいるかもしれません。
実際に、2回目も公的な身分証明書が必要かどうかは業者によって変わります。
そのため、必ず業者ごとの確認が必要となります。
以下の表では、おすすめの漫画買取から2回目以降の身分証明書提出が必要か不要かを表にまとめました。
漫画買取業者 | 2回目以降の身分証明書提出 |
---|---|
買取王子 | 不要 |
ネットオフ | 不要 |
ブックサプライ | 不要 |
ブックマニア | 不要 |
駿河屋 | 不要 |
まんだらけ | 不要 |
バリューブックス | 不要(1回目に振り込までの完了がなかった場合のみ、2回目も必要) |
いーあきんど | 不明(記載なし) |
Vaboo | 必要(Vabooはバリューブックス[会員制]ではない、もう一つのサービスのため身分証明証の添付が毎回必要) |
リコマース | 不要 |
もったいない本舗 | 必要(申し込みごとに必要と規定しているため) |
高く売れるドットコム | 不明(記載なし) |
漫画買取ネット | 不要 |
必要か否かを確認した結果、買取王子ではポイントやAmazonギフト券での支払いができるために、改めて身分証明証の提示が不要です。
また、多くの不要としている業者では、会員としてマイページで「本人確認済」や「登録済み」となります。
そのため、引っ越しや結婚をしていない限り2回目以降が提出不要となることがわかります。