メルカリで本を売るにはどうすればいいの?
メルカリで漫画を高く売るコツはある?
もう読まない漫画や書籍はフリマアプリの「メルカリ」を利用することで、売ることができます。
メルカリで本を売る場合は、高く売ることもできますがデメリットもあることをご存知でしょうか?
ここでは、メルカリで本を売る手順から高く売るコツや、意外と知らないデメリットまでご紹介します。
メルカリで本を売る場合は購入者が現れるまで時間がかかることがあるので、即日に本を売りたい方には漫画買取サービスがおすすめです。
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漫画買取ドットコム編集者・管理人
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メルカリから本を売る手順
メルカリでは本を売る手順が出品から発送までの手順として決まっています。
以下に、出品手順と発送前後の流れを紹介します。
メルカリアプリの出品ホーム画面を開きます。
ホームではさまざまな出品機能を操作できますが、初回は上の「写真を撮る」か、下の「出品」赤いボタンを押しましょう。
上部の4アイコンは、ショートカット機能となっており、「写真を撮る」や「アルバム」のボタンを押して写真を設定するところから出品を始められます。
メルカリで本を売るために画像を撮影するのは、本の状態や目的のタイトル・巻数など実物を視覚的に確認できるようにするためです。
ちなみに、「バーコード」というボタンからスキャンして、撮影や画像設定をすると、自動で基本的な情報(相場・品名)が入力される仕組みです。
特に、本の出品はバーコードの読み取りが利用できるため、商品情報入力の手間を大幅にカットできます。
次に、商品詳細の設定では、カテゴリー(「本」「漫画」「雑誌」)と商品状態(「全体的に状態が悪い」~「新品、未使用」の6つから1つ)を選択します。
配送設定や価格設定では「出品者負担」と「購入者負担」を選択できるようになっており、基本は送料込みで出品者が負担するのが売れやすいです。
地域や発送日数もこの配送設定で入力します。
販売価格の設定では、1000万円未満の上限はあるものの、300円以上なら実質的にいくらでも自由に設定できます。
以上の基本設定が完了したら出品が完了です。
購入者が現れるとアプリに通知が届き、取引内容やメッセージ送付などをして、購入者の支払を待ちます。
支払い完了でアプリに発送指示が出たら、出品した本をダンボールなどで梱包して、宅配業者に引き渡し、相手の自宅や指定場所に届けます。
らくらくメルカリ便では、集荷での発送も可能です。
商品が届いて受取評価を受けたら、出品者も評価をして取引を完了させます。
複数の本を出品した場合は、商品ごとに【メルカリで本を売る手順】の3.~5.を繰り返して、購入者が現れるたびに発送と評価をします。
なかには短期間で売れるものと売れないものが出てきます。
1週間が過ぎても売れない商品は、そのまま残しておくと取引や発送がまばらになって手間がかかるため、3日〜1週間の期間を自分で決めます。
そして、一定期間が来たら一度出品を取り下げます。
こうすれば、その期間中に売れた商品を一括で発送作業してまとめることが可能です。
出品の取り下げを忘れると、不定期の間隔で発送作業をする必要が出てくるので注意しましょう。
メルカリで本を高く売るコツ
メルカリで本を売る手順がわかったところで、今度は高く売るためのコツを以下に4つ紹介します。
- 相場に合わせて金額を設定する
- 写真をキレイに撮る
- 漫画は全巻セットで出品する
- 説明文は詳細に記載する
メルカリではこれらのちょっとしたコツを押さえることで相場より高く売ることもできますよ。
また、漫画本を出品する方は、漫画本を高く売る方法も一緒に押さえておきましょう。
相場に合わせて金額を設定する
メルカリで本を高く売るには、アプリ内でよく売れている本の価格相場を把握して金額を設定しましょう。
メルカリユーザーにとって、出品した本を買うときにチェックする指標が金額設定です。
適切な金額を設定すると、損の少ない売り方ができます。
もちろん、過去の相場だけチェックするだけでなく、現在の出品点数を確認して、相場よりいくらまで高く金額を設定するべきかを考えるのも手です。
なぜなら、希少価値が高くなっているときは、通常よりも高く売れる可能性があるからです。
一方、同じタイトルの本がたくさん出品欄に残っていて、相場価格でも売れ残る可能性があります。
つまり、出品点数が多くてその価格帯では売れ残ると判断した場合は、まずは安くして売ることを優先します。
残り出品数が少なければ過去の相場より少し高めに設定しても売れるかもしれません。
しかし、たくさんの本を出品する予定の人は、タイトルごとに価格設定を細かく考えるのはあまり効率的ではないでしょう。
そこで、相場に合わせて金額を設定すれば、大きな間違いが起こりにくいのです。
写真をキレイに撮る
メルカリは写真うつりがキレイな商品は高く売ることができます。
焦点がぶれて汚い画像は商品に対するイメージも下がり、メルカリユーザーは高く買いたがりません。
写真内の商品が明るさ・色合いにおいて適切であれば、商品が魅力的に見えるのです。
当然、見た目がキレイな本のほうが購買意欲を高めることができます。
スマホは内蔵カメラでの撮影が高画質化していて写真もキレイに撮れます。
しかし、暗い場所で撮影したり、手ブレがあったりするとキレイに撮れません。
本格的な撮影とはいかなくても、ライトを当てる、手ブレ補正する、構図を工夫するなどして、キレイに撮影して高く売りましょう。
漫画は全巻セットで出品する
本の中でも漫画全巻セットにして出品するのは、メルカリで本を高く売るコツの1つです。
一般的に、ビジネス書は1つのタイトルで完結することが多く、複数巻の場合でも2〜3巻が上限です。
しかし、漫画は基本的に1巻で終わることはなく、多くのタイトルで全巻セットとして売ることができます。
単巻よりも全巻セットのほうが価格を高めに設定できる上に、多少値が張っても売れやすいという特徴があります。
そのため、漫画を売る場合は1巻ずつ出品するのではなく、全巻セットとしてまとめて出品するのが高く売るのに効果的です。
説明文は詳細に記載する
メルカリは説明文に詳細に記載することで高く売ることができます。
メルカリユーザーの多くは商品の購入を検討するときに、写真を見た後に商品説明文を読んで判断しているからです。
特に、同じタイトルの商品(本)であっても、写真だけで伝わらない部分は状況がよくわからないため、説明文が唯一の頼りとなります。
紹介文は購入希望者が本の状態を細かく知るためにも必要です。
- 漫画なら巻数
- 内部の書き込みの有無
- 破損状況
- 初版かどうか
- 視覚的にはわからない臭い
このように、ユーザーの気になる情報を網羅しましょう。
また、発送方法やその準備に関して詳細を記載できるのも説明文の特徴です。
具体的には、本を丁寧に送付するための梱包の工夫を記載します。
本が破れたり歪んだりしないように大事に発送して欲しい人にとっては欠かせない情報です。
メルカリで本を売るデメリット
メルカリで本を売る場合は、次のデメリットに気をつける必要があります。
- 本が売れない可能性もある
- 売れるまでに準備や管理が必要
- 丁寧に梱包して発送する必要がある
- 送料がかかる
- 利益は販売手数料が引かれている
メルカリで漫画や書籍など本を売る際は、しっかりとデメリットを理解してから出品しましょう。
本が売れない可能性もある
メルカリで本を売る場合、出品後に売れない可能性があるのは大きなデメリットです。
買取業者に依頼した場合は、メルカリより価格は低かったとしても、確実に売ることができます。
それに売りたいタイミングで依頼して商品をすぐにでも送ることができます。
しかし、メルカリは売る相手を指名することのできない、いつ売れるかもわからない、完全な「待ち」の販売方法です。
1週間以内に売って現金を手元に用意したいと思っても、売れないことがあります。
特に初めて出品した人にとっては、すぐ売れないために今後も売れるか心配になるでしょう。
すぐに売れればよいですが、価格やその時の市場の動き次第です。
手元にすぐ売れるようなタイトルの本があれば別ですが、ちょうど売れそうな本を持っているとは限りません。
本を早く売りたい方はネットオフがおすすめです。
買い手がつくのを待つ必要がなく、ネットオフの口コミ評判では「査定結果が出るまでの時間が早い」と評価されています。
メルカリでは出品後に売れない可能性もあるので、早く売りたい方は買い手を待たずに早く買取してもらえる漫画買取業者を選びましょう。
売れるまでに準備や管理が必要
メルカリで本を売るためには、売る本を用意した後にアプリで準備や管理を必要とするデメリットがあります。
メルカリのアプリをインストール・ログインしたら、出品登録して、メルカリユーザーが買える状態にすることが基本です。
出品の間、手元の本はきちんと管理して、売れたらすぐに発送できるようにしておく必要があります。
また、メルカリはいつ売れるかわからない販売方法であるため、管理が長期化することもありえます。
出品中は通知を見逃さないようにする必要がありますし、売れそうにないときは出品を取り下げる必要も出てきます。
そうしないといつまでもメルカリで購入待ち状態となって管理するのも手間です。
今すぐ本を買取してもらいたい方は、即日集荷に対応しているバリューブックスやVabooがおすすめです。
どちらも申込当日に集荷してもらうことができ、バリューブックスの評判では「集荷から入金までのスピードが早い」と評価されています。
一方で、Vabooの評判では「会員登録が不要で手続きが楽」といった評価も確認できており、より早く手続きを完了させたい方に便利なサービスを提供してることがわかります。
丁寧に梱包して発送する必要がある
メルカリの取引は梱包がアプリ評価につながり、出品した側が丁寧に梱包して発送する必要があります。
メルカリユーザーそれぞれに届けるため、梱包作業は個別に行うことが必須です。
梱包の仕方がアプリ内の評価にも直結するため、評価を気にする出品者側にとって梱包で手を抜くことも難しいでしょう。
梱包に必要な材料は事前に用意しておくことも不可欠で、売れたら箱に詰めるだけではありません。
なかには、梱包作業を面倒な作業に感じる出品者もいるでしょう。
アプリ内の評価を気にしたくない方は、漫画買取サービスのなかでもまとめて漫画や書籍を買取してもらえるブックマニアがおすすめです。
無料でもらえるダンボールに大量の漫画や書籍を詰めることができ、ブックマニアの評判では「ダンボールが大きいので多くの品物を買取に出せる」と高評価が確認できました。
送料がかかる
出品した本が売れた後、メルカリでは発送にかかる費用は基本的に出品者が負担します。
メルカリの基本スタンスは、落札者負担による「送料込み」の出品です。
そのため、送料を自己負担した上で出品価格を設定し、売れた金額から手元に残る金額を考えなくてはなりません。
例えば、5,000円で売れた漫画の全巻セットに対して、送料が1,000円かかった場合、4,000円が残りの金額となります。
また、300円や500円で1冊を売った場合には、198〜230円程度の送料がかかると半分近くが送料で取られます。
以上がメルカリ出品の大きなデメリットです。
漫画や書籍を売る際に、送料を節約したい方は、自宅から送料無料で買取をしてくれる買取王子の利用を検討しましょう。
買取王子は送料だけではなくダンボール代や買取キャンセルした際の返送料まで無料です。
そのため、買取王子の評判では「自宅に集荷へ来てくれるのにすべての手数料が無料で利用できる」と高く評価されています。
利益は販売手数料が引かれている
メルカリで本を売るデメリットは送料負担だけでなく、利益より販売手数料が引かれていることも挙げられます。
先ほどの例でマンガ全巻の販売が5,000円の場合、メルカリでは販売手数料が10%なので、500円が手数料として引かれます。
つまり、送料と手数料を合わせた1,500円を引いて残った3,500円が最終的な利益です。
全巻セットで高く売れた場合は良いですが、1冊ずつ売る場合は特に注意しましょう。
価格が1冊300円の場合、送料に200円程度、さらに手数料が30円取られて、残りは数十円です。
そのため、販売管理する手間の割に、得られる利益が小さくなります。
相場の高い本が手元にあればよいですが、なければ利益的に厳しいでしょう。